生体販売の是非
ホームセンターやペットショップでは犬や猫が販売されています。
血統種を飼育したいという需要に応える市場であると認識しています。
当然ですが、小売店販売においては小売業者、生産者の利益確保が目的とされています。
「命に値段をつけること」の是非については僕は語る資格はありません。
なぜなら僕は肉や魚に対価を支払って食べているからです。
僕が問題視しているのは生体販売で動物に不要なストレスがかかっていることです。
狭いケージの中で一日中初対面の人間に晒され、売れなかったら「引き取り屋」なる劣悪な環境で飼殺す業者に引き渡される。そのようなプロセスに不快感を感じるのです。
動物の小売において利益を大きくするために、無理な飼育をしている業者というのは存在します。
「ペットミル」と呼ばれるような業者は劣悪な環境で動物を工場的に生産しています。
生体販売における各流通経路上の企業・個人に監査の仕組みがあれば不幸な動物は減るのかなと思います。
なお、血統種というのは一つの芸術の類だと僕は思っています。
その飼育において、動物にストレスがかかっていないならば種の美しさを追求するという考えはあるのかなと思います。
僕自身もやもやしていて之といった答えは出せない問題ですが、動物たちが幸せに暮らせる世界になるといいなと思います。